Japanese
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特集 胃疾患アトラス 改訂版
各論
Ⅴ. 残胃にみられる病変
早期残胃癌(縫合線上病変)
Early gastric cancer arising on the suture line of the anastomosis
松浦 倫子
1
,
矢作 直久
1
Noriko MATSUURA
1
,
Naohisa YAHAGI
1
1慶應義塾大学腫瘍センター 低侵襲療法研究開発部門
キーワード:
早期胃癌
,
縫合線上
,
残胃
Keyword:
早期胃癌
,
縫合線上
,
残胃
pp.316-317
発行日 2022年10月20日
Published Date 2022/10/20
DOI https://doi.org/10.24479/endo.0000000469
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疾患の概要
残胃癌は「胃癌取扱い規約」1)では「初回手術時の病変,切除範囲,再建法など問わず,再発癌の可能性がある症例も含めて,胃切除後の残胃に発生したと考えられる胃癌」と記載されており発生率は1〜3%である2)。内視鏡診断の向上・早期治療に伴い,また胃癌手術後の長期生存率の上昇により,残胃癌は今後も増加する可能性がある。
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