特集 新生児・小児蘇生法の不易流行-ガイドライン改訂を支える研究論文
小児一次・二次救命処置 不整脈(徐脈性・頻脈性)の認識と管理
岩崎 秀紀
1
,
太田 邦雄
1金沢大学附属病院 小児科
キーワード:
徐脈
,
電気的除細動
,
頻拍
,
アルゴリズム
,
診療ガイドライン
Keyword:
Bradycardia
,
Algorithms
,
Practice Guidelines as Topic
,
Electric Countershock
,
Tachycardia
pp.1997-2000
発行日 2021年12月1日
Published Date 2021/12/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2022082218
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<Key Points>(1)循環不全を伴う脈拍のある徐脈(60回/分未満)は、胸骨圧迫を開始し、アドレナリンを考慮する。(2)上室性頻拍の第一選択の薬物治療はATPである。(3)不安定な心室頻拍は同期電気ショックが考慮されるが、プロカインアミドやアミオダロンの使用に関しては専門家への相談が強く勧められる。
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