特集 不定愁訴-漠然とした訴えにどう応えるか
不定愁訴の鑑別診断 器質的疾患を見逃さないために 何となく調子が悪い
竹中 義人
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1たけなかキッズクリニック
キーワード:
児童虐待
,
小児の発達
,
発達障害
,
心身症
,
鑑別診断
,
知的障害
,
自律神経失調症
,
いじめ
Keyword:
Child Development
,
Developmental Disabilities
,
Diagnosis, Differential
,
Intellectual Disability
,
Psychophysiologic Disorders
,
Child Abuse
,
Bullying
pp.832-836
発行日 2021年5月1日
Published Date 2021/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021231308
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<Key Points>(1)何となく調子が悪い訴えには発達段階や年齢、随伴する症状に応じて診断や適切な検査を勧める。(2)訴えには多くの器質的疾患や機能的疾患があり、とくに低年齢児では急速に進行する重篤な器質的疾患に注意する。(3)心身症や機能的疾患のみならず、精神疾患、虐待やいじめでも訴えやすいため鑑別診断から除外してはならない。
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