特集 実践-小児の輸液
デバイスと手技 デバイスの選択
絹巻 暁子
1
1東京大学医学部附属病院 小児科
キーワード:
中心静脈カテーテル法
,
輸液療法
,
末梢カテーテル法
,
静脈穿刺
,
中心静脈カテーテル
,
注射針
Keyword:
Phlebotomy
,
Catheterization, Central Venous
,
Catheterization, Peripheral
,
Central Venous Catheters
pp.509-511
発行日 2021年4月1日
Published Date 2021/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2021208438
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<Key Points>(1)末梢静脈路に適さない薬剤を使用する場合や、長期の使用期間が見込まれる場合には中心静脈路を選択する。(2)短期間の中心静脈路使用に際しては、カテーテル関連血流感染の合併リスクを考慮し、非トンネル型カテーテルより末梢穿刺による中心静脈カテーテルを選択することが増えている。(3)長期間の中心静脈路使用に際しては、1~2年程度の期間であれば皮下トンネル式カテーテル、それ以上の期間や在宅管理が見込まれる場合には皮下埋没型ポートを選択する。
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