特集 小児神経学-現在から未来へ
総論 小児神経疾患の病歴
早川 格
1
,
久保田 雅也
1国立成育医療研究センター 神経内科
キーワード:
医師-患者関係
,
意識障害
,
発達障害
,
神経系疾患
,
脊髄小脳変性症
,
てんかん
,
病歴聴取
,
髄膜炎-細菌性
,
ミトコンドリア脳筋症
,
Guillain-Barre症候群
,
けいれん性発作
Keyword:
Developmental Disabilities
,
Epilepsy
,
Mitochondrial Encephalomyopathies
,
Spinocerebellar Degenerations
,
Seizures
,
Consciousness Disorders
,
Meningitis, Bacterial
,
Guillain-Barre Syndrome
,
Physician-Patient Relations
,
Nervous System Diseases
,
Medical History Taking
pp.316-321
発行日 2020年3月1日
Published Date 2020/3/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020187993
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<Key Points>(1)小児神経疾患の病歴は、速度・病巣・病理の3つを意識して聴取する。(2)発達歴は、粗大運動、微細運動、認知・言語の3つに分割して聴取する。(3)正しい家族歴は得られ難いことを自覚し、主訴に応じて「攻める」問診をする。(4)発達の停滞・退行は速やかに精査する。(5)救急外来では通常の病歴聴取とはモードを変える。ピボット・アンド・クラスター法が有効な可能性がある。
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