特集 母子感染症の必修知識-エキスパートに学び予防につなげる
各病原体の母子管理 最新の疫学情報を含めて 梅毒 梅毒の疫学変化と母子感染
齋藤 昭彦
1
1新潟大学 大学院医歯学総合研究科小児科学分野
キーワード:
Penicillin G
,
疾病の発生
,
妊娠合併症-感染性
,
梅毒
,
梅毒血清反応
,
梅毒-先天性
,
感染症垂直伝播
Keyword:
Pregnancy Complications, Infectious
,
Disease Outbreaks
,
Infectious Disease Transmission, Vertical
,
Penicillin G
,
Syphilis Serodiagnosis
,
Syphilis, Congenital
,
Syphilis
pp.84-89
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020120994
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<Key Points>(1)近年、梅毒患者の増加と、それに伴う先天梅毒患者の増加が報告されている。(2)先天梅毒の予防には、母体の適切な診断と治療が必要である。(3)先天梅毒の治療にはペニシリンを用いるが、国内には長期作用型の筋注製剤がないため、小児感染症の専門家へ相談することが重要である。
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