特集 母子感染症の必修知識-エキスパートに学び予防につなげる
各病原体の母子管理 最新の疫学情報を含めて トキソプラズマ 先天性トキソプラズマ感染
森内 優子
1
,
森岡 一朗
1日本大学 医学部小児科学系小児科学分野
キーワード:
Leucovorin
,
Pyrimethamine
,
Sulfadiazine
,
Toxoplasma
,
トキソプラズマ症-先天性
Keyword:
Leucovorin
,
Toxoplasma
,
Toxoplasmosis, Congenital
,
Pyrimethamine
,
Sulfadiazine
pp.71-74
発行日 2020年1月1日
Published Date 2020/1/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2020120991
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<Key Points>(1)出生時に症候性の場合、速やかに治療を開始する。(2)出生時に無症候性であっても感染の疑いがある場合には、遅発性発症のリスクが高く慢性期になって治療を開始してもすでに症状が固定化し治療効果が期待できないため、治療を行うことが推奨される。(3)先天性感染を否定するために6ヵ月~1歳まではフォローアップを行い、トキソプラズマIgG抗体の陰性化の確認を行う。
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