特集 高血糖と低血糖-どう対応するか
低血糖の病態、診断と治療 ケトン性低血糖症
笹井 英雄
1
,
深尾 敏幸
1岐阜大学 大学院医学系研究科小児病態学
キーワード:
Ketone Bodies
,
ケトーシス
,
遊離脂肪酸
,
鑑別診断
,
低血糖症
,
ケトアシドーシス
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Hypoglycemia
,
Fatty Acids, Nonesterified
,
Ketone Bodies
,
Ketosis
pp.1010-1015
発行日 2019年7月1日
Published Date 2019/7/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019280829
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<Key Points>(1)ほかの重篤な基礎疾患が存在しないかを常に意識する。(2)発作時検体による検査(血糖・血ガス・アンモニア)が重要となる。とくに、遊離脂肪酸、血中総ケトン体の同時測定が病態の評価に有効である。(3)空腹を避け、糖質の補給を行うことで治療が可能である。
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