特集 小児科医に求められる新生児医療の基本
新生児室で行われる検査の意義と実際 ビリルビン測定
森岡 一朗
1
1日本大学 医学部小児科学系小児科学分野
キーワード:
Bilirubin
,
黄疸-新生児
,
新生児スクリーニング
,
病院新生児室
Keyword:
Bilirubin
,
Jaundice, Neonatal
,
Neonatal Screening
,
Nurseries, Hospital
pp.720-724
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019263892
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<Key Points>(1)ビリルビン測定の意義は、ビリルビンによる神経毒性の結果生じる慢性ビリルビン脳症の発症を予防することである。(2)新生児室での新生児黄疸管理において、早発黄疸にとくに注意する。(3)経皮ビリルビン[JM-105経皮黄疸計(コニカミノルタ)を使用]は、15以上で血清総ビリルビン値と乖離が生じる。
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