特集 小児科医に求められる新生児医療の基本
新生児室で行われる検査の意義と実際 新生児マススクリーニング検査
原田 正平
1
1聖徳大学 児童学部児童学科
キーワード:
甲状腺機能低下症-先天性
,
新生児スクリーニング
,
代謝異常-先天性
,
副腎過形成-先天性
,
静脈穿刺
,
病院新生児室
Keyword:
Phlebotomy
,
Congenital Hypothyroidism
,
Neonatal Screening
,
Nurseries, Hospital
,
Metabolism, Inborn Errors
,
Adrenal Hyperplasia, Congenital
pp.709-713
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019263889
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<Key Points>(1)新生児マススクリーニング検査(NS)を適切に行うには、日齢4~6の新生児の足底から(理想的には)全自動型ランセットを使用して、専用ろ紙に適切に採血することが重要である。(2)わが国のNSの標準的な対象疾患は、2017年以降、20疾患となっている。(3)新規対象疾患として、ライソゾーム病や重症複合免疫不全症が候補となっている。
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