特集 小児科医に求められる新生児医療の基本
新生児室で求められる基本技能 出生時診察と退院時診察のポイント
飛彈 麻里子
1
1慶應義塾大学 医学部小児科
キーワード:
触診
,
新生児疾患
,
退院
,
聴診
,
反射
,
病院新生児室
,
視診
Keyword:
Infant, Newborn, Diseases
,
Reflex
,
Nurseries, Hospital
,
Patient Discharge
,
Palpation
,
Auscultation
pp.661-666
発行日 2019年5月1日
Published Date 2019/5/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019263878
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<Key Points>(1)早期新生児期は胎児から新生児への移行期で、呼吸循環動態が大きく変化する。(2)出生時の診察、その後の観察、退院時の診察は見落としがないように、チェックリストを用いて行うとよい。くり返し確認することが、異常の検出に有用である。(3)重症先天性心疾患のスクリーニングに、生後24時間以降での下肢のSpO2測定が提案されている。
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