特集 小児の負荷試験2019
腎機能検査 塩化アンモニウム負荷試験
三浦 健一郎
1
,
服部 元史
1東京女子医科大学 腎臓小児科
キーワード:
アシドーシス-尿細管性
,
Ammonium Chloride
,
検尿
,
腎機能検査
,
水素イオン濃度
Keyword:
Hydrogen-Ion Concentration
,
Kidney Function Tests
,
Ammonium Chloride
,
Urinalysis
,
Acidosis, Renal Tubular
pp.549-550
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019200998
- 有料閲覧
- 文献概要
- サイト内被引用
<Key Points>(1)尿酸性化障害、とくにincomplete dRTAが疑われる場合に本試験の実施を考慮する。(2)明らかな代謝性アシドーシス(血液pH<7.35かつHCO3-<21mEq/L)が存在する場合、本試験は不要である。(3)塩化アンモニウム100mg/kgを内服し、内服後の最低尿pHが5.3以上の場合に尿酸性化障害ありと判定する。(4)消化器症状の出現に注意が必要である。
Copyright© 2019 tokyo-igakusha.co.jp. All rights reserved.