特集 小児の負荷試験2019
胃･腸機能検査 経口糖質負荷試験
岩間 達
1
1埼玉県立小児医療センター 消化器･肝臓科
キーワード：
Lactose
,
Sucrose
,
血糖
,
消化器系診断
,
基準値
,
グルコース-ガラクトース吸収不良症
Keyword:
Blood Glucose
,
Lactose
,
Reference Values
,
Diagnostic Techniques, Digestive System
,
Sucrose
,
Glucose-Galactose Malabsorption
pp.525-526
発行日 2019年4月1日
Published Date 2019/4/1
DOI https://doi.org/10.24479/J00648.2019200990
- 有料閲覧
- 文献概要
＜Key Points＞(1)糖質負荷試験は乳糖またはショ糖の分解吸収障害を診断するための検査である。(2)小児において2g/kgを負荷後、静脈血の血糖値が20mg/dL以上上昇しない場合、当該糖質の分解吸収障害が疑われる。(3)消化管の蠕動が亢進しているまたは胃排泄時間が延長している状態では結果の解釈に注意する。
Copyright© 2019 tokyo-igakusha.co.jp. All rights reserved.
