発行日 2016年6月30日
Published Date 2016/6/30
DOI https://doi.org/10.20837/5201607069
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ゲノム解析が格段にハイスループット化され,臨床応用される時代となった。症状を有する人への確定診断率の向上とともに,発症リスクを有する人々への精度の高い発症前診断,保因者診断,さらに出生前診断が可能となり,倫理的法的社会的問題への配慮が重要となる。遺伝カウンセリングを実施する遺伝医療の現場から,遺伝カウンセリングの概要と体制,医師として知っておくべきこと,遺伝医療の専門科への紹介の判断について概説した。