肥満と消化器疾患
肥満と大腸癌との関連性
久貝 宗弘
1
,
吉田 直久
,
稲田 裕
,
八木 信明
,
内藤 裕二
,
金政 和之
,
若林 直樹
,
柳澤 昭夫
,
伊藤 義人
1京都府立医科大学 消化器内科
キーワード:
インスリン抵抗性
,
脂質異常症
,
性因子
,
大腸腫瘍
,
肥満
,
メタボリックシンドローム
,
Adipokines
Keyword:
Insulin Resistance
,
Obesity
,
Sex Factors
,
Colorectal Neoplasms
,
Metabolic Syndrome X
,
Dyslipidemias
,
Adipokines
pp.1601-1606
発行日 2013年10月20日
Published Date 2013/10/20
DOI https://doi.org/10.19020/J01937.2014025310
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肥満が心血管,代謝異常症のリスクのみならず癌のリスクファクターになることが近年判明してきている.とくに内臓脂肪組織から生じるアディポサイトカインがメタボリックシンドロームの中核をなすことが報告されており,アディポサイトカインと大腸発癌の関連に関する知見は急速に広まっている.本稿では大腸癌と肥満の関連性について解説した.
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