透析業務マネジメントの新たな展開
マネジメント基礎編 透析の臨床業務におけるマネジメントの必要性
小川 貴彦
1
1広島県立広島病院 腎臓内科
キーワード:
機器と資材用品
,
血液透析
,
専門職間人間関係
,
病院管理
,
医療事故防止
,
保健医療サービスの必要と要求
,
ユーザーインターフェース
,
急性期病院
Keyword:
Equipment and Supplies
,
Hospital Administration
,
Interprofessional Relations
,
Health Services Needs and Demand
,
Renal Dialysis
,
User-Computer Interface
pp.487-493
発行日 2015年5月10日
Published Date 2015/5/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2015240036
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急性期病院における透析医療(なかでも血液透析),そのマネジメント上の問題点に関して概説した.関与する職種の多さ,患者回転の速さ,職種間での意見調整の難しさ,さらにはヒューマンマシンインターフェイスの問題などトピック的に取り上げた.そのなかには急性期病院特有と考えられる問題もあるが,施設の特性に依存しない共通の課題も存在すると思われる.その多くは,医療従事者の努力のみでは解決困難であり,外部視点からの問題点の評価と助言が必要であることを述べた.
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