透析スタッフの教育と診療レベルの向上
各職種の現場でのスタッフ教育 臨床工学技士
村上 淳
1
1東京女子医科大学 臨床工学部
キーワード:
生涯教育
,
血液透析
,
スタッフ開発
,
臨床工学技士
Keyword:
Education, Continuing
,
Renal Dialysis
,
Staff Development
pp.1733-1740
発行日 2013年11月10日
Published Date 2013/11/10
DOI https://doi.org/10.19020/J01864.2014064171
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当院臨床工学部では,多岐にわたる業務に部門横断的に対応可能な人材を育成するべく,血液浄化,体外循環系,手術室・集中治療・ME機器管理の3部門ローテーションを開始した.ローテータは3部門を4ヵ月ごとにローテーションし,教育を受けることになる.血液浄化部門では,4ヵ月間で到達すべき目標の明確化,標準化された手技・知識の教育およびローテーション後の再教育のための電子化マニュアルの開発に取り組んでいる.目標管理(MBO)は,適切に取り入れることで組織強化,個人の能力・意欲の開発などを実現するため効果がある.教育において,競争意識は教育効果を高めるために有効な要素である.学会等での発表は,準備期間も含めて能力を飛躍的に向上させる良い機会である.
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