特集 腎臓リハビリテーション 理論と実際
第4章 腎臓リハビリテーションの運営 2 運営の実際 ①大学病院
柴垣 有吾
1
,
平木 幸治
2
,
音部 雄平
2
1聖マリアンナ医科大学腎臓・高血圧内科
2聖マリアンナ医科大学病院リハビリテーションセンター
キーワード:
保存期CKD患者
,
運動療法
,
チーム医療
Keyword:
保存期CKD患者
,
運動療法
,
チーム医療
pp.926-933
発行日 2024年6月15日
Published Date 2024/6/15
DOI https://doi.org/10.19020/CD.0000003067
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・高齢フレイルCKD患者の身体・認知機能は保存期早期から低下し,透析期には不可逆的な状態となっていることも多く,早期からの機能維持のための介入が望ましい.
・非監視型であっても,歩数計を用いた運動介入は保存期CKD患者の身体・認知機能を維持・改善させることが可能である.
・外来での身体活動量(歩数)のチェックや運動指導を行い,患者へのフィードバックを適切に行う.
・CKD教育入院では多職種(看護師,理学療法士,管理栄養士など)で腎臓リハビリテーション介入を行う.
・座学的な腎臓病教室に代わり,ウォーキング教室などの実践的指導も検討する.
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