特集 迫り来る2020:新規保険収載へのロードマップと適正運用
総論
2.外保連系改定申請のポイント
-腹腔鏡下広汎子宮全摘出術における先進医療,保険適用へのロードマップ
小林 栄仁
1
,
木村 正
1
T. Kimura
1
,
E. Kobayashi
1
1大阪大学産婦人科
pp.1311-1316
発行日 2019年10月1日
Published Date 2019/10/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000001055
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腹腔鏡下広汎子宮全摘術(LRH)は2014年12月,厚生労働省に先進医療Aとして承認されてから,2017年12月時点において国内51施設で実施されてきた。さらに,先進医療での実績を基に2018年4月に保険診療として開始されている。実際に保険収載に至るまでには,当該技術を臨床研究として開始してから約6年という長い年月が必要であった。本稿では,新規医療技術が先進医療そして保険適用になるまでの道のりについてわれわれの経験から述べる。
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