特集 エキスパートの内視鏡手術―コツとピットフォールⅠ
企画者のことば
堤 治
1
O. Tsutsumi
1
1医療法人順和会山王病院(院長)
発行日 2018年3月1日
Published Date 2018/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/sp.0000000362
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日進月歩の医学の世界において近年の目覚しい進歩といえば,内視鏡手術の発展を挙げることができる。婦人科領域においても,1990年代半ばから腹腔鏡,子宮鏡,卵管鏡と内視鏡手術の応用が進み,ほとんどすべての良性疾患の手術療法は開腹を回避することが可能になった。導入期を過ぎ,今やより安全で安心な手術として広く普及し定着しつつある。医学生や初期研修医にとって内視鏡手術は産婦人科のサブスペシャルティーの魅力の1つであり,産科婦人科医の必修技術と認識される日も近いと思われる。
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