Japanese
English
症例
バレーボール競技中に発生した足底腱膜断裂の1例
A case of plantar fascia rupture occurring during volleyball competition
氷見 量
1
,
石川 徹也
1
,
杉山 貴哉
1
,
渡辺 知真
1
,
染谷 将紀
1
Ryo HIMI
1
1静岡みらいスポーツ・整形外科
キーワード:
Plantar fascia rupture
,
Volleyball
,
Sports injury
Keyword:
Plantar fascia rupture
,
Volleyball
,
Sports injury
pp.899-903
発行日 2026年6月1日
Published Date 2026/6/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003859
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要旨:症例は28歳男性,身長178cm,体重96kgのバレーボール競技者である。試合中,左脚を後方に引き,踏ん張って前方に移動しようとした際にポップ音とともに足底部に疼痛を自覚した。当院にて足底腱膜断裂と短趾屈筋肉ばなれと診断され,リハビリテーション開始となった。MRIにて足底腱膜の踵骨付着部やや遠位での断裂と短趾屈筋の肉ばなれを認めた。足底腱膜踵骨付着部周囲,短趾屈筋に圧痛を認めた。母趾,足趾の伸展で強い疼痛を認めた。発生から10週のMRIでは,足底腱膜の連続性を認め,短趾屈筋筋肉内の信号変化も消失していた。疼痛も消失し,徐々にスポーツ復帰も許可された。本症例は,ハイアーチや肥満などの個人因子に加え,受傷動作が足底腱膜への強い牽引力を与えたことで断裂を起こしたと考えられた。

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