特集 更年期女性の手指障害の治療
扉
平瀬 雄一
pp.204-204
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003714
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人口の高齢化に伴い様々な変性疾患が増えてきている。整形外科・形成外科における手外科疾患としては手指の変形性関節症(Heberden結節,Bouchard結節,母指CM関節症など)や骨粗鬆症がその最たるものである。これらの疾患は女性ホルモンの一部であるエストロゲンの変化と深く関係しており,更年期に伴う不定愁訴が未治療であった結果,病気に発展したものが多い。このような未病段階の更年期の手の不定愁訴(こわばり,関節痛,変形,しびれなど)は「更年期手(menopausal hand:メノポーザルハンド)」と定義されてきたが,最近では日本手外科学会が「メノポハンド」と命名して国民への啓蒙活動を行っている。

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