特集 広範囲腱板断裂に対する鏡視下手術
扉
谷口 昇
pp.1000-1000
発行日 2024年8月1日
Published Date 2024/8/1
DOI https://doi.org/10.18888/se.0000003084
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腱板断裂手術の歴史を紐解くと,1911年にCodmanが棘上筋腱損傷に対する修復術について最初に発表したのがその始まりです。その後McLaughlin法に代表される経骨孔縫合法が開発され,長らく腱板断裂手術のゴールドスタンダードとされてきましたが,それに対して大きな変革をきたしたのは,日本で発明された関節鏡です。これにより腱板断裂手術は劇的な変化を遂げ,直視下手術の報告より遅れること80年,ついに鏡視下腱板修復術が開発され,その後30年以上にわたり進歩し続けています。
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