特集 肛門外科手術の基本と考え方
痔核に対する結紮切除術(LE)の基本と考え方
小野 朋二郎
1
,
渡部 晃大
1
,
三宅 雄一郎
1
,
竹中 雄也
1
,
齋藤 徹
1
1白鳳会 大阪中央病院外科
キーワード:
痔核
,
結紮切除
Keyword:
痔核
,
結紮切除
pp.1039-1043
発行日 2026年6月15日
Published Date 2026/6/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000005046
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痔核は肛門疾患のなかでは最も一般的なものであり,Goligher分類gradeⅡ~Ⅳ度の痔核で保存的加療では改善しないものに対しては手術療法が適応となる。痔核に対する術式はさまざまなものが報告されているが,そのなかで結紮切除術(ligation and excision;LE)はあらゆる痔核に対応できる標準術式として広く普及している。本術式は余剰な肛門クッションを適切に切除して痔核に流入する血管束を根部で結紮することで痔核を確実に処理する手技であるが,過不足のない切除量が根治性と機能温存を両立させるうえできわめて重要な要素となる。

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