特集 内視鏡下消化管手術における手術デバイスの使い方─腹腔鏡・胸腔鏡手術からロボット支援手術まで
Ⅱ.再建デバイスの適切な選択とその上手な使い方 1)腹腔鏡下(用手補助下)胃管再建術
大塚 耕司
1
,
五藤 哲
1
,
有吉 朋丈
1
,
山下 剛史
1
,
茂木 健太郎
1
,
村上 雅彦
1
1昭和大学病院食道がんセンター
キーワード:
腹腔鏡下胃管再建手術
,
用手補助下
,
亜全胃管
Keyword:
腹腔鏡下胃管再建手術
,
用手補助下
,
亜全胃管
pp.1745-1750
発行日 2023年11月15日
Published Date 2023/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003587
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
- サイト内被引用
当センターでは,愛護的な再建胃管の扱い・手術時間短縮のために用手補助下手技(hand-assisted laparoscopic surgery;HALS)を行っている1-3)。完全腹腔鏡下でも郭清・胃管作製は可能であるが,再建臓器である胃管を鉗子で把持することによる壁損傷の予防のため,また,胃管作製時には小開腹するためにHALSを用いている。小横切開創を用いて直視下でできるかぎりの手技を行い,そのあとに用手補助下に胃上部周囲リンパ節郭清と食道抜去までを行っている。そのため,HALSは約15分で終了となる。
Copyright © 2023, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.