特集 前眼部感染症の基本と将来の展望
序論
根岸 一乃
1
1慶應義塾大学医学部眼科学教室
pp.487-488
発行日 2026年6月5日
Published Date 2026/6/5
DOI https://doi.org/10.18888/ga.0000004691
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前眼部感染症は,結膜炎や角膜炎をはじめとして日常診療で遭遇頻度の高い疾患群であるが,重症化すれば不可逆的な視機能障害を引き起こし得る重要な病態である。近年はコンタクトレンズ装用者の増加,高齢化,免疫抑制状態の患者の増加などを背景に,感染症診療を取り巻く環境は大きく変化している。また,薬剤耐性菌への対応や遺伝子解析技術の進歩により,前眼部感染症診療は新たな時代を迎えつつある。

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