連載 特集アドバンストコース
『臨床画像』Vol.34,8月号特集 エラストグラフィ:MR vs 超音波
本杉 宇太郎
1
1山梨大学医学部 放射線医学講座
pp.1515-1518
発行日 2018年12月26日
Published Date 2018/12/26
DOI https://doi.org/10.18885/cij.201834121515
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画像診断の世界で「エラストグラフィ」という用語は一般的になった。それでもまだ「どこかで行っている研究分野の1つ」と思っている読者もいるのではないだろうか? 否,エラストグラフィはすでに実臨床で使われており,臨床判断に用いられている検査法となっている。この特集では,エラストグラフィを行うための2つのモダリティ,MRIと超音波の両者を取り上げ,工学的背景,原理の解説から臨床応用に至るまで幅広く扱っている。すなわち,エラストグラフィのすべてがわかる総集編である。前臨床的ではあるが,肝と乳腺以外へのエラストグラフィの応用についても概説している。また,エラストグラフィ以外の手法で肝線維化を評価する報告もまとめて読むことができる。
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