特集 スポーツ医学研究の最前線
Ⅱ.治療への応用
上腕骨小頭離断性骨軟骨炎に対する集束型衝撃波
横山 賢二
1
,
松浦 哲也
2
1徳島大学病院整形外科
2徳島大学病院リハビリテーション部
キーワード:
離断性骨軟骨炎(osteochondritis dissecans)
,
集束型衝撃波(focused shock wave;FSW)
,
骨軟骨病変(osteochondral lesion)
Keyword:
離断性骨軟骨炎(osteochondritis dissecans)
,
集束型衝撃波(focused shock wave;FSW)
,
骨軟骨病変(osteochondral lesion)
pp.267-273
発行日 2026年3月19日
Published Date 2026/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000002470
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肘離断性骨軟骨炎の現行治療には,保存療法では安静期間が長期化しやすく,手術療法では特に関節鏡下郭清術後において欠損が良質な軟骨で修復されにくいといった課題がある。筆者らは集束型衝撃波(FSW)に着目し,臨床・基礎研究を進めている。臨床研究では保存療法症例に対してFSWを照射し,全例で画像上の改善を得た。基礎研究では郭清術を模したブタモデルに対してFSWを照射し,対照群より優れた修復効果が示唆された。FSWは有望であるものの,最適な照射条件や適応の選択など今後の更なる検討が課題である。

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