特集 下肢の超音波ガイド下・アシスト下手術の進歩
後足部に対する超音波ガイド下手術ならびに超音波アシスト手術
西村 明展
1,2
,
中空 繁登
3
,
千賀 佳幸
2
,
藤川 祐基
2
,
須藤 啓広
1,2
1三重大学医学部スポーツ整形外科
2三重大学医学部整形外科
3鈴鹿回生病院整形外科
キーワード:
後足部(hindfoot)
,
超音波ガイド下手術(ultrasound-guided surgery)
,
低侵襲手術(minimally invasive surgery)
Keyword:
後足部(hindfoot)
,
超音波ガイド下手術(ultrasound-guided surgery)
,
低侵襲手術(minimally invasive surgery)
pp.32-40
発行日 2024年1月19日
Published Date 2024/1/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001645
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近年の超音波機器の技術進歩に伴い,画像解像度が格段に向上し,整形外科領域でも超音波アシスト下・ガイド下に処置を行うことが増えている。後足部の領域では超音波アシスト下での腱鞘内視鏡手術の内視鏡挿入,checkrein変形に対する超音波ガイド下長母趾屈筋腱切離,距踵骨癒合症の癒合部切除の補助,Haglund変形の踵骨後上隆起切除の補助などに使用している。今後のさらなる超音波器材の改良と専用機材の開発により,整形外科領域の新たなinnovationを起こしうる魅力的な領域である。
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