特集 側弯症の治療アップデート
側弯症の画像評価法
竹下 克志
1
1自治医科大学整形外科
キーワード:
Cobb角(Cobb angle)
,
Risser分類(Risser sign)
,
Lenke分類(Lenke classification)
Keyword:
Cobb角(Cobb angle)
,
Risser分類(Risser sign)
,
Lenke分類(Lenke classification)
pp.385-391
発行日 2023年4月19日
Published Date 2023/4/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000001343
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側弯症において,画像評価は疾患の進行判定や治療法の選択に必要で,立位2方向X線がスタンダードである。肋骨癒合や代償性側弯などに注意するが,骨成熟の判断が最も重要である。側弯自体は弯曲度をCobb角で測定し,分類はLenke分類を用いる。CTは脊椎骨の形態異常のある先天性側弯症などの評価や術前計画に用いられるが,被曝のリスクから最小限とする必要がある。Chiari奇形や脊髄空洞症などの神経原性側弯症ではMRIが必須となる。
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