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増大号特集 もう悩まない こどもと思春期の整形外科診療
3章 学校運動器検診からの二次検診
脊柱側弯症
Scoliosis
渡辺 航太
1
Kota WATANABE
1
1慶應義塾大学整形外科学教室
1Department of Orthopaedic Surgery, Keio University School of Medicine
pp.547-552
発行日 2022年5月25日
Published Date 2022/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202332
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●側弯症で最も頻度が高いのは思春期側弯症である.
●側弯症には構築性側弯症と機能性側弯症があり,鑑別が重要である.なお治療対象となるのは後者である.
●側弯症の確定診断にはX線での脊柱変形を確認する.
●思春期側弯症の治療はX線による定期的経過観察,装具療法,手術(矯正固定術)の3つに分けられる.早期発症側弯症の治療は専門性が高いので,専門医に任せるべきである.
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