特集 運動器エコーのエキスパートを目指そう
足・足関節のエコー
松井 智裕
1
,
前道 俊宏
2
,
松本 正知
2,3
,
熊井 司
4
1済生会奈良病院整形外科
2早稲田大学スポーツ科学研究科
3桑名市総合医療センター
4早稲田大学スポーツ科学学術院
キーワード:
超音波(ultrasonography)
,
足・足関節(foot and ankle)
,
荷重下(load condition)
,
足関節外側靱帯(lateral ankle ligament)
,
アキレス腱(achilles tendon)
Keyword:
超音波(ultrasonography)
,
足・足関節(foot and ankle)
,
荷重下(load condition)
,
足関節外側靱帯(lateral ankle ligament)
,
アキレス腱(achilles tendon)
pp.144-154
発行日 2021年10月1日
Published Date 2021/10/1
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000784
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・前距腓靱帯損傷の評価は新鮮例と陳旧例を分けて考える。
・踵腓靱帯の付着部と走行を意識したプロービングを行う。
・三角靱帯は各パートによって肢位を変えることで描出しやすくなる。
・アキレス腱症は肥厚・低エコー化・異常血流が主な超音波所見である。
・足底筋腱が関連したアキレス腱症はアキレス腱の筋腱移行部・背内側に好発する。
・内果前縁の骨棘はCTでも評価が難しく,超音波が有用である。
・踵部脂肪体など荷重部の評価に荷重下超音波検査が有用である。
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