特集 UKAの適応と手技の最前線
内側脛骨大腿関節症および膝蓋大腿関節症に対する組み合わせ式二顆置換術(BiKA)の適応と臨床成績
大越 康充
1
,
馬場 力哉
1,2
,
岩崎 浩司
2
,
前田 龍智
1
,
岩館 茜
1
,
小野寺 智洋
2
,
近藤 英司
3
,
岩崎 倫政
2
1悠康会函館整形外科クリニック
2北海道大学大学院医学研究院整形外科学教室
3北海道大学病院スポーツ医学診療センター
キーワード:
変形性膝関節症(osteoarthritis of knee),人工膝関節部分置換術(partial knee arthroplasty)
,
膝蓋大腿関節置換術(patellofemoral arthroplasty;PFA)
,
人工膝関節二顆置換術(bicompartmental knee arthroplasty;BiKA)
Keyword:
変形性膝関節症(osteoarthritis of knee),人工膝関節部分置換術(partial knee arthroplasty)
,
膝蓋大腿関節置換術(patellofemoral arthroplasty;PFA)
,
人工膝関節二顆置換術(bicompartmental knee arthroplasty;BiKA)
pp.959-965
発行日 2021年9月19日
Published Date 2021/9/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000731
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
内側脛骨大腿関節症および膝蓋大腿関節症の二顆罹患症例に対する人工膝関節二顆置換術(bicompartmental knee arthroplasty;BiKA)は,第三世代のインプラントであるPatello-Femoral Joint(PFJ)systemの登場によって,その臨床成績が飛躍的に向上し,長期成績をも期待させるものとなった。すべての靱帯を温存し健常部を犠牲にしないことにより良好なキネマティクスをもたらすことが好成績の要因であり,人工膝関節部分置換術の新たなオプションである。
Copyright © 2021, MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.