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特集 わかる! 骨盤骨折(骨盤輪損傷) 診断+治療+エビデンスのUpdate
後方要素後方固定
Posterior Fixation for Pelvic Ring Fractures with Posterior Instability
神田 倫秀
1
Norihide KANDA
1
1岐阜大学医学部附属病院高次救命治療センター
1Advanced Critical Care Center, Gifu University Hospital
キーワード:
腸骨間プレート固定
,
transiliac plate
,
仙骨骨折
,
sacral fracture
,
クレセント骨折
,
crescent fracture
Keyword:
腸骨間プレート固定
,
transiliac plate
,
仙骨骨折
,
sacral fracture
,
クレセント骨折
,
crescent fracture
pp.1109-1116
発行日 2022年9月25日
Published Date 2022/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408202438
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骨盤輪骨折に対する固定方法は複数あり,どの固定方法を選択するかはcontroversyである.後方要素の固定にはスクリュー単独,脊椎インストゥルメント,プレート固定などがあり,これらを使い分ける必要がある.固定方法を選択するうえで,骨盤輪骨折の後方不安定性と骨折型だけでなく局所の軟部組織の状態,他部位損傷も考慮する必要がある.これらの患者の状態とインプラントから得られる固定性を加味して固定方法を選択する.本稿では固定方法のうち後方アプローチで後方要素の固定を行うプレート固定を中心に述べる.
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