特集 整形外科疾患に対する最近の新薬
骨粗鬆症:テリパラチド(週2回製剤)およびアバロパラチド
萩野 浩
1
1鳥取大学医学部保健学科
キーワード:
副甲状腺ホルモン(parathyroid hormone;PTH)
,
骨密度(bone density)
,
骨折抑制効果(effect of fracture prevention)
,
骨代謝マーカー(bone turnover marker)
,
骨折治癒(fracture healing)
Keyword:
副甲状腺ホルモン(parathyroid hormone;PTH)
,
骨密度(bone density)
,
骨折抑制効果(effect of fracture prevention)
,
骨代謝マーカー(bone turnover marker)
,
骨折治癒(fracture healing)
pp.245-252
発行日 2021年3月19日
Published Date 2021/3/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000552
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テリパラチド酢酸塩週2回(28.2μg)投与製剤はわが国で開発され,2019年から骨粗鬆症治療薬として承認,臨床応用された。テリパラチド酢酸塩週1回製剤と同等以上の骨密度増加効果を有することから,椎体骨折抑制効果があると考えられる。アバロパラチドはPTH関連タンパクの合成誘導体で,椎体骨折および非椎体骨折の抑制効果を有する。わが国では2020年5月に骨粗鬆症治療薬として製造販売承認の申請が行われた。
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