特集 痛みに対する徒手検査法の極意
股関節の痛みに対する徒手検査法
山本 豪明
1
,
高平 尚伸
2
1聖マリアンナ医科大学整形外科学講座
2北里大学医療衛生学部リハビリテーション学科/北里大学大学院医療系研究科整形外科
キーワード:
徒手検査(clinical test)
,
変形性股関節症(osteoarthritis of the hip)
,
大腿骨寛骨臼インピンジメント(femoroacetabular impingement;FAI)
Keyword:
徒手検査(clinical test)
,
変形性股関節症(osteoarthritis of the hip)
,
大腿骨寛骨臼インピンジメント(femoroacetabular impingement;FAI)
pp.62-71
発行日 2020年1月19日
Published Date 2020/1/19
DOI https://doi.org/10.18885/JJS.0000000109
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股関節は体深部に存在する球関節で構造的に安定しているだけでなく,広範な可動域を有する。一方,機能障害に陥ると,移動が難渋し,生活の質(QOL)を大きく逸することになる。股関節疾患に対する徒手検査法は手技の意味を熟知して精通していれば,診断へのプロセスの効率化におおいに役立つものであり,早期治療へつなぐための重要な鍵となる。
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