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責任冠動脈を追え!PCIエキスパートになるための25ヵ条(第19条) エキスパートに学ぶべし BRSの適応、適切な留置術、術後管理
上妻 謙
1
1帝京大学 医学部内科学講座循環器内科
キーワード:
冠動脈疾患
,
冠状動脈血栓症
,
ステント
,
吸収性インプラント
,
組織足場
Keyword:
Coronary Disease
,
Coronary Thrombosis
,
Stents
,
Absorbable Implants
,
Tissue Scaffolds
pp.794-799
発行日 2019年8月9日
Published Date 2019/8/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019313858
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・BRSのコンセプトを活かせるのは、出血リスクも低く、新規抗血小板薬や長期の抗血小板二剤併用療法(DAPT)でも問題ないと考えられる若年患者である。・デバイス血栓症(VLScT)の予防策を確立することが重要であり、その基本となるのは、十分な前拡張、適切なサイズ選択、高圧での後拡張、イメージングデバイスによるストラット圧着確認である。・術直後に確実なアポジションが得られるよう、適切な病変選択と留置テクニックが最も重要である。
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