連載
責任冠動脈を追え!毎月読むべし!PCIエキスパートになるための25ヵ条(第14条) 分岐部病変を正しく評価し治療戦略を考えるべし
三浦 勝也
1
,
門田 一繁
1倉敷中央病院 循環器内科
キーワード:
冠動脈疾患
,
ステント
,
インターベンショナル超音波診断
,
経皮的冠状動脈インターベンション
Keyword:
Coronary Disease
,
Stents
,
Ultrasonography, Interventional
,
Percutaneous Coronary Intervention
pp.304-308
発行日 2019年3月9日
Published Date 2019/3/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019129520
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
薬剤溶出性ステント(drug-eluting stent:DES)の登場により経皮的冠動脈形成術(percutaneous coronary intervention:PCI)の成績は向上し確立された治療法となった。実臨床では左主幹部(LMT)を含む分岐部病変に対する治療も広く行われるようになっている。実際に分岐部病変は冠動脈責任病変の15~20%を占めるとされているが、一方で分岐部病変に対するPCIはステント血栓症や標的血管再血行再建のリスク因子であることも報告されており、その治療法を熟知することは今日のinterventional cardiologistとして必須事項と考えられる。
Copyright© 2019 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.