特集 慢性閉塞性病変strategy
診る 患者背景を考慮した治療方針選択
下地 顕一郎
1
1済生会宇都宮病院 循環器内科
キーワード:
冠状動脈バイパス術
,
冠血管造影
,
インターベンショナル超音波診断
,
冠状動脈閉塞症
,
慢性腎臓病
Keyword:
Coronary Artery Bypass
,
Coronary Angiography
,
Ultrasonography, Interventional
,
Renal Insufficiency, Chronic
,
Coronary Occlusion
pp.1065-1071
発行日 2018年11月9日
Published Date 2018/11/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019007032
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
<Point>1 治療戦略の決定には冠動脈造影(CAG)所見のみならず、心機能、腎機能などの患者背景も考慮に入れることが非常に重要である。2 腎機能が低下した患者では、造影剤量の低減が可能であるためretrograde approachが積極的に検討される。3 低心機能患者や多枝病変の患者では、手技中の広範な虚血を生じにくいantegrade approachが積極的に検討される。
Copyright© 2018 MEDICAL VIEW CO., LTD. All rights reserved.