特集 慢性閉塞性病変strategy
診る 心臓MRIを血行再建に活かす
佐藤 万基人
1
,
寺島 正浩
1CVIC心臓画像クリニック飯田橋
キーワード:
Adenosine
,
Gadolinium
,
MRI
,
心筋梗塞
,
鑑別診断
,
心筋虚血
,
冠状動脈閉塞症
,
経皮的冠状動脈インターベンション
,
狭心症-安定
Keyword:
Diagnosis, Differential
,
Myocardial Infarction
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Myocardial Ischemia
,
Coronary Occlusion
,
Angina, Stable
,
Percutaneous Coronary Intervention
,
Gadolinium
,
Adenosine
pp.1040-1046
発行日 2018年11月9日
Published Date 2018/11/9
DOI https://doi.org/10.18885/J03097.2019007029
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<Point>1 血行再建前に心臓MRI検査を行うことにより、心筋の形態や機能、虚血、梗塞範囲(バイアビリティ)といった包括的な情報を得ることができ、治療後のフォローアップにも有用である。2 高分解能で組織コントラストが高い、被爆しないことが利点。一方、腎機能障害患者(eGFR<30mL/分/1.73m2、透析患者も含む)ではガドリニウム造影剤投与は禁忌であり施行できないことが欠点となる。3 心筋菲薄化があっても、遅延造影において壁深達度50%以下であれば、心筋バイアビリティが期待できる。
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