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CLINICAL IMAGIOLOGY Volume 34, Issue 13 （April 2018）

臨床画像 34巻13号（2018年4月発行）

特集知っておきたいMRI画像診断のコツ

中枢神経　感染症/炎症高橋木綿子 ¹ , 青木茂樹 ¹順天堂大学医学部放射線診断学講座キーワード： Glutamate Decarboxylase , サイトメガロウイルス感染症 , MRI , 自己抗体 , 中枢神経系感染症 , 脳炎 , 脳神経疾患 , 梅毒-神経 , 白質脳症-進行性多巣性 , 髄膜炎-クリプトコッカス , 髄膜炎-細菌性 , 自己免疫疾患-神経系 , 脳炎-単純ヘルペス , Voltage-Gated Potassium Channels , 抗GAD抗体 Keyword: Autoantibodies , Cytomegalovirus Infections , Central Nervous System Infections , Cranial Nerve Diseases , Encephalitis , Glutamate Decarboxylase , Leukoencephalopathy, Progressive Multifocal , Magnetic Resonance Imaging , Neurosyphilis , Meningitis, Bacterial , Meningitis, Cryptococcal , Autoimmune Diseases of the Nervous System , Encephalitis, Herpes Simplex , Potassium Channels, Voltage-Gated pp.72-78

発行日 2018年4月1日 Published Date 2018/4/1

DOI https://doi.org/10.18885/J01843.2018192369

PDF(8942KB)

＜チェックポイント＞

●ヘルペス属は、中枢神経に親和性があり、神経路に沿った病変分布をとる。

●神経梅毒は、進行麻痺として診断する機会が多かったが、近年の梅毒感染の増加に伴い、髄膜炎も念頭に置く必要がある。

●拡散強調像は、髄膜炎診断のKeyシーケンスとなりうる。

●進行性多巣性白質脳症(PML)は拡散強調像で病変の辺縁がより高信号を呈することが特徴。

●自己免疫性脳炎は辺縁系を中心に多彩な画像所見を呈するが、抗GAD抗体陽性脳炎では小脳萎縮を呈することがある。

基本情報

電子版ISSN 2423-9658 印刷版ISSN 0911-1069 メジカルビュー社