特集 人工股関節全置換術 セメント固定vs.セメントレス固定
セメントとセメントインプラント固定の理論
飯田 哲
1
1松戸市立総合医療センター 整形外科
キーワード:
メカニカルストレス
,
抗感染剤
,
骨セメント
,
補綴物の設計
,
股関節置換術
Keyword:
Anti-Infective Agents
,
Bone Cements
,
Prosthesis Design
,
Stress, Mechanical
,
Arthroplasty, Replacement, Hip
pp.154-160
発行日 2019年2月19日
Published Date 2019/2/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2019158389
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セメント固定人工股関節全置換術は半世紀以上の臨床データの蓄積がなされ、failure modeとその対処法が確立している。セメントレス固定の頻度が全世界的に増加傾向であるが、安全性に留意したうえで、歴史的な反省点も踏まえ、適切なインプラント選択と正確な手術手技を獲得すれば、今後さらに増加する高齢患者および骨脆弱性を有する症例に対しても、最適かつ確実な股関節機能の再建法となりうる。
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