特集 股関節を中心とした三次元アライメントhip-spineとhip-knee
Hip-spine syndromeの概念と診断
宍戸 孝明
1
1東京医科大学 整形外科学
キーワード:
関節疾患
,
股関節
,
誤診
,
鑑別診断
,
脊椎疾患
,
病歴聴取
,
変形性股関節症
,
骨アライメント異常
,
Hip-Spine症候群
Keyword:
Diagnostic Errors
,
Diagnosis, Differential
,
Joint Diseases
,
Hip Joint
,
Medical History Taking
,
Spinal Diseases
,
Osteoarthritis, Hip
,
Bone Malalignment
pp.132-139
発行日 2018年2月19日
Published Date 2018/2/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2018122472
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股関節周囲の疼痛や下肢痛を同時に有する症例に対しては、常にhip-spine syndromeの病態を念頭に置き、診療に当たることが重要である。診断に際しては詳細な病歴を聴取し、脊椎および股関節の両方の身体所見を丁寧に診察することが肝要であり、特にsecondary hip-spine syndromeを疑う症例では、脊椎・骨盤アライメントを評価することで正確な病態の把握が可能である。
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