特集 足の腱トラブル
アキレス腱断裂の保存療法 MRI、カラードプラ、エラストグラフィを用いた経時的経過を主として
林 光俊
1
1杏林大学 医学部整形外科学教室
キーワード:
MRI
,
カラーDoppler超音波診断
,
組織弾性イメージング
,
保存的療法
,
アキレス腱断裂
Keyword:
Conservative Treatment
,
Magnetic Resonance Imaging
,
Ultrasonography, Doppler, Color
,
Elasticity Imaging Techniques
pp.52-59
発行日 2017年1月19日
Published Date 2017/1/19
DOI https://doi.org/10.18885/J00282.2017100464
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はじめに
アキレス腱断裂は保存療法や手術療法におい て,さまざまな治療成績が報告されてきた1)~ 3)。 しかし,断裂部が健側以上に肥厚して再生する過 程においては,病態に不明な部分が多い。 本稿ではアキレス腱断裂の診断および保存療法 の実際と,さらにその治癒過程について,MRI, カラードプラ,エラストグラフィ(elastography)を 用いて経時的に観察したので解説する。
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