特集 ガイドライン改訂に伴う肺高血圧症(PH)診療の変化
識る3
JCS2025改訂に伴いCTEPD診療の何が変わったか?
横川 大介
1
,
新家 俊郎
1
1昭和医科大学医学部内科学講座循環器内科学部門
キーワード:
CTEPD
,
BPA
,
PEA
,
直接経口抗凝固薬(DOAC)
,
肺血管拡張薬
Keyword:
CTEPD
,
BPA
,
PEA
,
直接経口抗凝固薬(DOAC)
,
肺血管拡張薬
pp.802-807
発行日 2026年8月9日
Published Date 2026/8/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000002333
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慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)は,かつては肺高血圧症(pulmonary hypertension:PH)をきたす希少疾患として扱われてきたが,診断率の向上により患者数は増加傾向にある。安静時にPHがなくとも,器質化血栓による肺動脈の閉塞や狭窄を認め,労作時息切れや運動時PHをきたすことがあり,慢性血栓塞栓性肺疾患(chronic thromboembolic pulmonary disease:CTEPD)という包括的な概念が提唱された。2025年のガイドライン改訂に伴い診断および治療の指針が明確化され,CTEPDは,安静時PHの有無によりCTEPH(CTEPD with PH)とCTEPD without PHに分類されている。本稿では,ガイドライン改訂に伴う診療アルゴリズムに関して解説する。

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