特集 改めて押さえたい,SHD治療の今
治す12
【Expertise】僧帽弁閉鎖不全症:今後どのようにデバイスを選択していくか
大野 洋平
1
1東海大学医学部内科学系循環器内科
キーワード:
transcatheter edge-to-edge repair(TEER)
,
外科的僧帽弁形成術(MVRe)
,
経カテーテル僧帽弁輪形成術
,
経カテーテル僧帽弁置換術
Keyword:
transcatheter edge-to-edge repair(TEER)
,
外科的僧帽弁形成術(MVRe)
,
経カテーテル僧帽弁輪形成術
,
経カテーテル僧帽弁置換術
pp.674-678
発行日 2024年7月9日
Published Date 2024/7/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001592
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わが国における僧帽弁閉鎖不全症(MR)に対する経カテーテル治療デバイスとしては,まだtranscatheter edge-to-edge repair(TEER)のみである。MRの原因に応じて,弁尖,弁輪,弁下部,左室をターゲットとしたさまざまな治療デバイスが存在するが,大動脈弁と違い構造が複雑である僧帽弁複合体において1つの治療デバイスですべてのMRを治療するのは不可能である。本稿では,MRの病態に応じたデバイス選択につき考えていきたい。
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