特集 CLTIの足病診療の実際
治す14
CLTI患者に対する新しい治療デバイスと今後の展望
遠井 悟
1
,
中村 正人
2
1JCHO東京高輪病院循環器内科
2東邦大学医療センター大橋病院循環器内科
キーワード:
包括的高度慢性下肢虚血(CLTI)
,
血管内治療(EVT)
,
pDVA(経皮的足部深部静脈の動脈化)
,
レオカーナ®
Keyword:
包括的高度慢性下肢虚血(CLTI)
,
血管内治療(EVT)
,
pDVA(経皮的足部深部静脈の動脈化)
,
レオカーナ®
pp.842-845
発行日 2022年8月9日
Published Date 2022/8/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000001004
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末梢動脈疾患(PAD)に対する治療は,新規デバイスの台頭・手技の発展などによって血管内治療(EVT)における治療選択肢は多様化しており,成績の改善によって確立された治療となっている。しかし,包括的高度慢性下肢虚血(CLTI)患者における治療,なかでも膝下動脈(BTKおよびBTA)領域における血行再建に関してはEVTの難度が高く,期待される薬剤溶出性バルーン(DCB)に関するエビデンス構築も不十分であることから,いまだに不透明な部分が多い。
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