特集 不整脈薬物治療を考える−ガイドライン改定を踏まえて−
識る7
抗不整脈薬の分類/ 作用機序と薬物動態(吸収/ 分布/ 代謝/ 排泄)
辻 幸臣
1
1長崎大学医歯薬学総合研究科(医学系)内臓機能生理学
キーワード:
抗不整脈薬
,
Na+チャネル遮断薬
,
再分極後不応期
,
アミオダロン
,
抗リモデリング効果
Keyword:
抗不整脈薬
,
Na+チャネル遮断薬
,
再分極後不応期
,
アミオダロン
,
抗リモデリング効果
pp.632-640
発行日 2021年7月9日
Published Date 2021/7/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000587
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カテーテルアブレーションや除細動器などの非薬物治療が著しく進歩する一方で,薬物治療については,新薬の開発研究/試験は近年乏しく,医療現場に大きな影響を与える情報が多いとは言い難い。しかし,抗不整脈薬は,不整脈診療の中心であることに変わりはない。本稿では,わが国の不整脈薬物治療ガイドライン改定を踏まえ,薬物治療についての話題を取り上げながら,抗不整脈薬の分類/作用機序と薬物動態を概説する。
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