特集 Physical examination 身体所見を学び,経験を重ね診療に活かす
治す6
【Expertise】在宅診療
室生 卓
1
1倫生会みどり病院/心臓弁膜症センター内科
キーワード:
在宅診療
,
慢性心不全
,
Nohria-Stevenson分類
,
頸静脈
,
手指の冷感
Keyword:
在宅診療
,
慢性心不全
,
Nohria-Stevenson分類
,
頸静脈
,
手指の冷感
pp.198-203
発行日 2021年2月9日
Published Date 2021/2/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000485
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在宅診療の時代が来ている。『住み慣れた自宅で1日でも長く過ごしたい』『最期は自宅で迎えたい』など,市民感覚の変化,要望の多様化と受け取ることもできなくはなくが,実態は在宅といっても住み慣れた自宅に帰れる人はごく一部で,多くはサービス付き高齢者住宅(サ高住)や特別養護老人ホーム(特養)あるいはグループホームなど,さまざまな場で生活している患者が対象となるのが現代の在宅医療といえる。本稿では,在宅医療の特徴と在宅における循環器診療を,慢性心不全の評価を中心に述べる。
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