特集 循環器疾患バイオマーカー 有用性と可能性
識る10
【Expertise】IgG4 は冠動脈疾患のバイオマーカーになるか?
坂本 愛子
1
1東京大学循環器内科,保健・健康推進本部
キーワード:
IgG4
,
免疫炎症系
,
冠動脈硬化
,
バイオマーカー
Keyword:
IgG4
,
免疫炎症系
,
冠動脈硬化
,
バイオマーカー
pp.980-984
発行日 2020年10月9日
Published Date 2020/10/9
DOI https://doi.org/10.18885/HV.0000000320
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冠動脈プラークの不安定化に,各種炎症性サイトカインの関与が知られている。近年では,インターロイキン(IL)-6や高感度CRP などの炎症性マーカーと心血管病変との関連について検討が進められている。本稿では,冠動脈疾患の残余リスク評価に関するIgG4の可能性についてまとめる。
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